vol.24:生理不順から自律神経の乱れ

カウンセリングを受けている一人、アイさんのケースを今まで23回に渡って内容を公開してきましたが、少しずつ前進されている様子が伺えます。(アイさんには了承を得ています)

今回はアイさんの24回目の面談。現在、低体重でドクターストップにより休職中。拒食、過食嘔吐を乗り越え、体重増加を少しずつ許しながら、なんと自力では生理が来ました。

現在、気持ちの波がありながらも、復職に向けて自分自身と向き合っておられます。

今までの歩み

  1. 休職中なのに体重を増やせない
  2. 病気と共存するのではなく、完治させる
  3. 先取り不安をやめ、いいイメージをして一歩ふみだす
  4. 嘔吐をするために過食をしない
  5. 一人でお酒を飲むのを辞める
  6. 自分のことを大切に思わない人とは会わない
  7. 凸凹を繰り返して克服へ向かう
  8. 何年かぶりに生理が来た
  9. 見栄をすて、甘え・頼ることができた
  10. 30kgを超えたから復職したい
  11. 復職を許可しない主治医
  12. スイーツしか食べたくない
  13. 栄養バランスのいいものしか選べない
  14. 総カロリーが足りない
  15. 食事と運動は切り離して考える
  16. 体の回復の次に、心の回復がある
  17. 過去の傷に向き合う
  18. 相手を許せなくても自分を否定しない
  19. 白米を食べたくない
  20. 過食嘔吐をする裏には理由がある
  21. 過食嘔吐に溺れた2週間
  22. 友人に甘えるのも治療の一つ
  23. 人を信じるということを実感

今週の様子

毎週カウンセリング前に、アイさんからこの一週間の報告をいただきます。

【前回立てた目標について】

・「現状維持」

⇒変わりなく、普段通りの生活リズムで過ごしている。

【現状経過について】

・自律神経の乱れによる症状が現れている。

外気温は関係無く体感温度の異常に発汗、立ち眩みや眩暈、嗅覚異常(呼吸するだけでニガイ様な臭いがする)等、以前からあった症状だが最近は無かった。
体重も減っておらず体は回復していて、睡眠も充分にとっており身体的には疲れていないのに、急にこの症状が現れ一週間近く続いていて、気分が少し疲弊している。

・下腹部の痛みについて

下腹部の生理痛の様な鈍い痛みを感じたり、お腹も張っているので生理が来てくれるかと思ったが来てくれない。
処方されている下剤は用法用量を守って使用しているので便秘にはなっていないが、お腹の張りが苦しく、これも数日間続いていて少しイライラしている。

・生活リズムも食生活も特に変わってはいない。

今回のカウンセリング内容

生理不順による自律神経の乱れについて

上記の症状が少しつらく、悩んでいる。更年期障害の様な物なので、生理が来ない事によるホルモンバランスの崩れが原因ではと思い、薬を処方してもらってでも生理を起こした方が良いか、婦人科への受診を考えている。

⇨まずは精神科の主治医に相談し、その上で婦人科へ行く判断をしてはどうかと伝えました。

体重増加について

体重は毎日、ウエストは週に1度測ってしまう。「痩せたい」というより「確認する」という感覚。現在、体重が32kg前後で停滞。気持ちのどこかで「休職前はこの体重でも元気に働けていたので、別に増やす必要もないのではないか」と思っている部分も正直あるそう。

「ただ、自分のやりたい仕事をするためには、会社に健康になったことを認めてもらう必要があり、体重を35kgまでは増やさなければならないことも理解している。」とアイさん。

以前よりも、客観的に自分の状態を見れるようになってきたのは、いい変化だと感じました。

仕事をする上で、体調管理もスキルの一つと見られてしまう場合もあります。やりたい仕事があるのであれば、「そのために体重を増やすべき」ではあるが、「それを受け入れられない自分がいるのはなぜか」を向き合って考えるように伝えました。

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