チューブ吐きの危険性

克服の実践法

私が摂食障害でSNSに入り浸っていた10年前は、チューブを使って吐いている人を見たことがありませんでした。摂食障害の中でも「流行り廃り」があるのだな〜と時代の移り変わりを感じています。

または、チューブ吐きはSNSがあったから流行ったのだと思います。きっと私が摂食障害だった頃も、チューブなどを利用している人はいたのかもしれませんが、表には出てきていませんでした。

ネットで検索すると、ご丁寧にチューブの作り方を教えている人もいて、それはさすがにアカンだろ・・・って思いました。

正直、チューブで吐くのはご勝手に。

でも、それを周りに教えてしまうのは、考えものだと思うのですがいかがでしょうか。。。

って、なぜここまで私が否定的かというと、実は私はチューブではないのですが、ありとあらゆる方法で吐いていた経験があります。

お医者様に何度もやめなさいと叱られました。それくらい体の中に異物を入れて吐くことは危険なことなのです。危険=死を意味します。

では、どんな危険性があるのかご紹介します。

チューブ吐きによる3つの危険

窒息の危険

過食した食べ物によっては、チューブの脇を通って食べ物が逆流することもあるでしょう。

その際、気道に誤って流れ込むと、窒息する危険があります。

食堂や胃に穴が開く危険

チューブを無理やりに押し込むことで、食道や胃の壁を突き破ることもありえます。

また、医療用のチューブは内蔵を傷つけないように安全に設計されているのに対し、ホームセンターで買ったホースで自作している方は内臓を傷つける可能性が高いです。

よくSNSで「チューブから血が出てきた」と書いている方がいますが、かなり危険なことをしていることを自覚した方が良いでしょう。

胃食道逆流症や食道がんの危険

過食嘔吐の度に口から胃にチューブを出し入れすることにより、胃食道接合部の筋肉や構造が徐々にゆるみます。

すると、胃液が食道に逆流するようになり、逆流性食道炎となります。

また、チューブ吐きでは、チューブによって機械的に食道や胃が傷つきます。慢性的な機械的刺激や炎症は食道がん発生のリスクとなります。

このように、医療用ではないチューブを食道や胃に入れることは非常に危険なことなのです。

過食嘔吐を今すぐやめろとは言いません。できないからみんな苦しんでいるのですから。

でも、あなたがもしチューブで吐いているのであれば、「チューブを今すぐにでも捨てた方がいい」と私は伝えます。

トイレでチューブを喉に詰まらせて死んでいる姿をあなたの大切な人に見せれますか?

タイトルとURLをコピーしました