体験談11:私を傷つけた研修医、希望をくれた研修医。

h.私の体験談

前回:体験談10:再び27kgの悲鳴。高校留年、強迫的な毎日

▼拒食(27kg)

16歳4月~17歳2月 (約1年)

 研修医にキレる

17歳の12月。

3回目の入院は主治医に加え

研修医が入れ替わり立ち替わりついた。

入院当日に担当した主治医は最悪。

私は6人の部屋に入居していたのだが

なんとその場でヒアリングを始めたのだ。

いやいやいやいや、

症状とか聞かれたって

部屋のみんなに丸聞こえじゃないか!

(普通は面談室で行うことが多い)

私は「嫌だ」と言えない性格だったので

そのまま聞かれるまま答えたが

終わった途端に号泣。

「あの研修医を外してください」

と、その後主治医に泣きながら訴えた。

(この研修医の行為は主治医もドン引きしてて

指導ミスだったそうだ)
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元拒食症だった研修医

入院生活も後半になってきた頃

私は他の研修医に呼び出された。

色白で頭の良さそうな女性の方だった。

なんで担当患者でもない私を?

と思いながらも面談室について行った。

「私も昔、摂食障害だったんだよ」

そう、彼女は話し始めた。

・両親のために優等生をつらぬいた

・ご飯が食べられずガリガリになった

・今はメロンパンも焼肉も気にせず食べてる

そんな内容の話をしてくれた。

完治した人に出会ったのは

私はこれが初めてだった。

ただただ、私は聴きながら泣いていた。

私もこの先生みたいに治るんだ!

という確かな希望をもった。

「私も治りたい、ご飯を気にせず食べたい、

外に出たい、勉強したい、友達作りたい」

そんな願いは夢じゃないと信じられるようになった。

(完治したのはこの9年後になります)

食後のデザート2品

入院生活後半になると、

私は過食気味になっていた。

間食が許されていたので

夕食の後のデザートを

毎日母に買ってきてもらった。

大抵、チーズケーキ1個とプリンだった。

しかもデパ地下の高級なやつ。

1日これだけで1000円は使っていたが

母は私が元気になるなら、と言って

喜んで買ってきてくれた。(はー泣ける)

12月に入院したので、

大晦日と正月は一時帰宅した。

そこでは家族とご飯が食べれた。

新しい洋服も買ってもらい

退院後の楽しみも増やした。

前より前進している、という確かな手応えを感じ

1月に入り38kgで退院した。

この後、猛烈な過食期がくる。

づき⇨体験談12:拒食の代償。吐けない過食期。

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