ご質問ありがとうございます。最近、男性の摂食障害の相談もちらほら受け始めました。男性の方が周囲から摂食障害がわかりにくく、苦しんでいる方も多くいるのも事実です。少しでも参考になれば幸いです。
間食は体にいい?悪い?
結論から言うと、間食は体に良いも悪いもその人の体調次第です。一概に「良い・悪い」で判断できません。
「良い」面で言うと、食事と食事の間の空腹を満たすことで血糖値が安定し、次の食事にどか食いしない。(どか食いは、空腹の反動も大きいので)
また、胃の容量が少ない方であったり、消化機能が弱い方であれば、間食を利用して栄養補給することが望ましいのでしょう。
「悪い」面で言うと、食べすぎになり太る、くらいかな?
逆に、「間食は体に悪いから食べてはいけない」と言うふうに禁止してると、3食をきっちり食べなければならないと言うプレッシャーになることもあります。だから、「3食で足りないものは間食で補えば良いか」くらいの気持ちでいいと思いますよ〜!
間食にオススメの食べ物
「間食=ジャンクフード」ではありません。豆乳、バナナ、シリアル、おにぎり、なんでも良いですが、栄養のあるものを選べば、罪悪感も少ないのではないでしょうか?かく言う私ですが、チョコレートが大好きなので、チョコレートを毎日食べてますよ〜心が満たされるので満足してます。
食事をコントロールしたいのはなぜか
さて、今回は間食の質問でしたが、「なぜ食事をコントロールしたいのか」についても考えを巡らせてみましょう。
なぜハヤトさんは食事をコントロールしたいのでしょうか?コントロールすることで得られる安心感をなぜ求めてしまうのでしょうか?
その根底にある気持ちに向き合っていますか?
向き合っていないと、仮に3食+間食で体重増加に成功しても、また何か大きなストレス負荷がかかった時に「食事を食べない」「食事をコントロールする」と言うことに安心感を求めてしまいます。
健康的になって体力が戻ったらやりたいことがありますか?
現在、体力がないことにより生活に支障が出ていませんか?体力がつけば、できることが増えます。日中のだるさもなくなり、気持ちが晴れることも多くなるでしょう。
治った先の姿をイメージできると、克服が怖く無くなると思います。
まずは肝機能を正常に戻すことを目標に、食事をうまく食べられる練習をしていきましょう。