ダイエットで拒食になり、現在その回復期にある方から「お菓子ではなく食事でカロリーを摂るべきだとは思うのですが、どうしても止められません、どうやったら治すことが出来るでしょうか?」という質問にお答えします。
食べることが好きで高一まで気にせずに食べていたら158cmで49㌔まで太ってしまって見た目も太ったと言われるようになり今年の一月くらいからダイエットを始めました。
プールが元々好きなスポーツだったので最初は週二か週三でいってて、きつい時は休んでいましたが
体重が減り始めてから体重を減らすことに幸福を感じるようになってしまい、夏休みになると脅迫的にほぼ毎日行っていました。
また食事も最初はお菓子を制限するくらいのつもりが、ご飯の量も次第に減っていき、凄く少ない量(トマト1個とか)で満腹感を感じ食事を辞めるようになってしまいました。また食後は動かないと気が済まず、何かしら動いたり運動したりしていました。
しかし、そのような生活のせいで生理が止まってしまい、将来このままでは嫌だと思い体重を戻したいと食べるようになったら、今度は食べても食べても満たされなくなり、3食でおかず2人前ほど食べお米も3杯たべた後、菓子パンを一気に食べたり常軌を逸すレベルで食べまくりここ3ヶ月で35から40まで太りました。
43くらいまで戻したいので、太ったことについては落ち込んだりとかは無く、むしろ戻ってよかったと思っていますが、このままこの過食症が治らないのではないかと思い、心配です。
また、お腹が空いてなくても3食しっかり食べることをしているんですが、やっぱりお菓子に手が伸びてしまいます。
お菓子ではなく食事でカロリーを摂るべきだとは思うのですが、どうしても止められません、
どうやったら治すことが出来るでしょうか?長くなってしまい申し訳ありません。
(松ぼっくり 16歳 高校生)
過食症ではなく、自然な食欲
相談ありがとうございます。まず、過食症ではないと思いますよ。安心してください。
松ぼっくりさんは「ダイエットの反動による自然な食欲」がある時期なのだと思います。
今の松ぼっくりさんの食欲を説明した部分、読んでみて欲しいです。
※参考1. 過食パターン1:低体重からの回復期
2. 過食パターン2:ダイエット・栄養不足の反動
「〜べき」思考のマイルールを手放そう
「3食食べなければならない」
「お菓子を食べてはいけない」
といった「〜しなければならない」「〜べき」という思考に縛られていませんか?
そうMSUT思考は、自分を生きづらくするマイルールの根源。上記の過食の記事にも書きましたが、過食の原因には「マイルールの反動」というものも要因にあります。
「MUST」ではなく「WANT」を大切にしましょう。つまり「お菓子食べないな!」と思ったら、素直に食べればいいんですよ^^
食事を楽しんでますか?
しいていうならば、この中の「拒食回復期の方の食事について」の中の「3食食べる」ということは松ぼっくりさんはできていますが、きっと「食事を楽しむ練習をする」ということができていないかもしれません。
その下の「回復期の過食衝動を乗り越えるトレーニング」の欄も参考にしてみてください。
まず生理回復までは、食欲を許そう
「生理回復まで体重を増やす」ということ、とってもいい指標だと思います。こういうと軽く聞こえるかもしれないけど、生理が来るまでは食欲を許してあげてもいいんじゃない?とりあえず。もし生理が戻っても、食欲が止まらないなら、その時なぜか、もう一度理由を考えてみよう。
高校生活、応援してますよ〜!