体験談43:別れと新たな挑戦

▼もっとゆるい過食嘔吐(45kg→50kg)

24歳4月~26歳6月 (約2年)

新しい配属先

2016年2月。

部署異動の希望調査があったので

私は一番難関で、でも一番興味のあった

広告制作のデザイナー職に応募した。

 

がむしゃらに働くことも

過食嘔吐をしてしまうことも辞めたかったので

環境を変える選択をしたのだ。

 

すると、運よく拾ってもらい、

4月からデザイナーとして働くことが決まった。

 

婚約者との別れ

入社前にプロポーズされた彼に会いに

仕事を休んで九州に行った。

 

彼、今の旦那なのですが、

プロポーズしたくせにだらしなく、

東京にいても彼の悪い噂をよく耳にした。

 

その度に私は過食や嘔吐をしていたので

もう、仕事や自分の人生に集中するために

今回の旅では別れを告げに行ったのだった。

 

もうこの先、この人とは絶対に会わない。

 

そう決意したくせに

帰路は涙が止まらなかった。

 

私はこの人が好きだった、というよりも

何か大切なものを失ったと感じたようだった。

(この話は今思い出すだけでも腹がたつのでここまで)

 

仕事が楽しい、けど、苦しい。

もう、彼のことを忘れるためにも

仕事で成功するしかなかった。

 

4月。新しい部署に入り、

デザインの勉強、勉強、勉強、の毎日。

 

課長は女性で

とんでもなく完璧主義な方で

とんでもなくスパルタに教育してもらい

私は必死に勉強して仕事をした。

 

しかし、楽しかった。

新しく勉強することがあるということが新鮮で、

頑張ったら頑張っただけ力になった。

 

気づいたら、過食嘔吐をする日が減り

月に2〜3回くらいまでに減った。

毎日、毎日、摂食障害を忘れるほど頑張った。

 

土日もデザインの本を読み、

がむしゃらに仕事をした。

 

社内表彰。そしてプツンと切れた糸。

4月からがむしゃらに頑張り

4ヶ月間たった8月のこと。

 

とある雑誌のコピーライティングの企画で

なんと私の作品がグランプリをとった。

 

そして、仕事ぶりも評価され社内表彰された。

 

欲しかったものが、すべて手に入った感覚だった。

 

入社して1年半。

やっと誰かに認められた気がした。

 

そして私の糸はプツンと切れた。

 

頑張って努力して努力して

緊張感を保っていた糸が切れた音がした。

 

もう、仕事に対するモチベーションがなくなったのだ。

 

旅行、旅行、旅行。そして。

私は彼と別れてから

プライベートで成し遂げたいことがなくなり

休みが取れるたびに、旅に出た。

 

ヨガ合宿に高知に行ったり、

ゲストハウスにハマり長野に行ったり、

とにかく新しい場所に足を運んだ。

 

会社で表彰されてから

仕事のモチベーションもなくなり

有給を使ってオーストラリア、ニューヨーク、

行きたいところに行きまくった。

 

そして、フラフラ遊んでいた矢先、

彼から復縁したいと連絡があり

まんまと私はそれに乗っかることにした。

 

タイミング、ていう言葉で解決することにした。

 

私は、会社をやめる決断をすることになる。

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