体験談20:過食嘔吐から拒食嘔吐へ

 

▼拒食・計画的過食嘔吐(48kg→38kg)

19歳4月~20歳4月 (約1年)

 

体験談17でパン屋をやめた話の続き

再びブログがすべての生活に

2009年11月、私は19歳になった。

周りの友人は大学1年生。

 

私はパン屋をやめ、高校を中退し、

チョークアートの教室に月に2回通っていた。

 

パン屋をやめたと同時に

私は引きこもりになった。

 

そして

ブログにのめり込む生活になった。

 

私はパン屋で働き始めてから

自分でもベーグルを焼くようになり

その作り方や出来上がった写真を

ブログにアップした。

(これは玄米生地のベーグルかな〜)

 

そうすると「ベーグルを作って欲しい」

というブログ仲間から声がかかるようになり

私はオリジナルのベーグルをプレゼントした。

 

人に喜んでもらえるのが

ただただ嬉しかった。

 

チョークアートの他に

もう一つ趣味と呼べるものができた。

 

今思えば、熱中できるものというのは

ほんとささいなきっかけに

飛び込むかどうかなだけな気がしている。

初めての姉との旅行

私には3歳上の姉がいる。

 

私が過食嘔吐まっさかりの時に

姉は家に居づらくなって

都心に一人暮らしをし始めた。

 

姉は私が27kgだったとき

寝ている時に死んでしまうのではないかと

夜に寝息を確認してくれたり、

元拒食の姉の友人を紹介してくれたり。

 

本当に心優しい姉だった。

 

そんな姉とひょんなことから

愛知の祖母の家に遊びに行くことになり

その足で京都に遊びに行ったりもした。

 

姉妹水いらすの時間を過ごせたことが

とっても嬉しくて、

また一つ前進した気がした。

 

再び引きこもり、拒食嘔吐へ

パン屋をやめた後は

旅行に行ったり趣味を見つけたりしたが

次第にまた引きこもりになったことで

鬱っぽさが悪化した。

 

「私なんて金食い虫」

「行きてる価値がない」

「この先どうしたらいいの」

毎日のように泣き、

眠りにつく時には必ず

「明日なんて来ませんように」と願った。

 

そして、拒食気味になった。

 

というのも、10時間以上

立ち仕事をしていた生活から

ほぼ家から出ない生活になったからだ。

 

たいして運動もしていないし

家ではネットばかりしてたのに

体重は48kgから45kgくらいまで減った。

 

多分、パン屋の頃はストレス過多で

吐かない間食も多かったのが

1日1200kcal程度に抑えたからだろう。

 

ちょっとでも食べ過ぎてしまったら

嘔吐してチャラにしようとした。

でも、パン屋を始める前のように

1日4回も過食嘔吐をすることはなくなった。

 

このように、過食嘔吐の時期といっても

体験談のように暴飲暴食を繰り返す時期や

拒食嘔吐の時期など変化がある。

 

必ず少しでも変化している。

 

凸凹を繰り返しながら

回復に向かうのだと思う。

 

だから、もっと長い目で見て

自分の前進をほめてみてほしい。

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