「うらやましい/悔しい」と思う嫉妬心は、誰でももつものです。
インスタグラムでアンケートをとった結果、みなさん結構、嫉妬深いようです(笑)私もですが!
嫉妬はネガティブ感情から生まれる
では、みなさんどんなことに嫉妬しているのでしょうか。
回答がこちら。
一般的に嫉妬する原因になる出来事って、恋愛や結婚、キャリアや自己実現、若さや家族関係、容姿や性格などがありますよね。
みなさん、めっちゃ嫉妬してますね(笑)
よく、嫉妬は「悪い感情」と捉えられがちですが、実はそうではないんですよね。
嫉妬はエリートほど感じるといわれると言われているので、嫉妬深い人はエリート気質なのだと思います(笑)
なぜエリートほど感じるのかというと、
嫉妬は、「実は自分自身が手に入れたいと望んでいる物」とよく言われています。
つまり、嫉妬は「欲しいけど手に入らない」という心の葛藤から生まれています。
そう、「今よりももっと良くなりたい」という向上心から生まれやすいんですよね。
しかし、嫉妬にはいい嫉妬と悪い嫉妬があります。
いい嫉妬は、単に「うらやましい」で終わるもの。
悪い嫉妬は「うらやましい」に加えて、「ネガティブ感情」がくっついているものです。
※ネガティブ感情とは…
無価値観(私には魅力や価値がない)、劣等感、怒り、罪悪感、嫌悪感、無力感、不安、恐れ、不信感、失敗感、競争心
つまり、ネガティブ感情さえなくなれば、純粋に「うらやましい」と思うだけになり、嫉妬する自分への苦しみから解放されます。
嫉妬には本当に欲しいものが隠れている
面白いことに、嫉妬は近い関係の人ほど強くなります。
例えば、SNSで見知らぬ女の子に彼氏ができても何も思わないのに、友達が彼氏ができるとあせりますよね。そういうことです。
人は手に入れたいと思わないもの、手に入らないとわかっているもの、自分にとって大切ではないものに対して嫉妬しません。
つまり、嫉妬を感じるものはあなたが欲しいものであり、なんとなく手に入りそうなものであり、大切なものであることが多いのです。
素直になれなかったり、自分の本音を認められなかったり、欲しいものを「欲しい」と言えないと、嫉妬につながります。
嫉妬の表れ方
(1)攻撃的になる
強い嫉妬のエネルギーは、相手を攻撃するようになります。
例えば、SNSの中傷も嫉妬の表れがほとんど。だから、攻撃を受けた側は理不尽だと感じるのも当然です。
そういう意味では、誰かを攻撃したくなったら「私はもしかしてこの人に嫉妬している?」と内省することをおすすめします。
そして、避難中傷を受けた方は「私は身近な人に嫉妬されている」というサインです。
理不尽に感じることもあると思いますが、よく著名人も「妬むより、妬まれろ」って言いますし、嫉妬されることは誇りに思っていいと思います。
(2)他人が褒められると、自分が否定されていると感じる
誰かに認められたいから、他人が褒められることを許せない、という気持ちから、誰かが誉められると自分が否定されていると感じてしまいます。
私、これめっちゃ強いです。誰かが褒められていると、自分が悪い、できていない、と思ってしまいます。
しかし、単純に自分の比較なしに評価を得ているので、自己否定と捉えなくていいんですけどね。
(3)自分を正当化したくなる
自分が優位であると証明したいから、自分の正しさを主張し、間接的に相手が間違っていることを主張したがります。
(1)にも通じますが、少々攻撃的な表現で自己主張をしている人を見たら「この人は誰かに対し嫉妬しているんだろうな」と思って、あたたかく見守ってあげてください。
嫉妬する最大の理由
さて、最後に嫉妬する最大の理由と、嫉妬に対する克服方法をお話しします。
さて、相手に嫉妬する最大の理由は
「自分軸で生きていないから」
ということです。
人と比べず、自分が本当に楽しいと思う過ごし方をしていれば、他人がどうであろうとあまり関係ありませんよね。
自分軸で生きるために必要な3ステップ
1、自分の魅力を発見する
2、自分の感情に蓋をせず、処理をする
3、嫉妬した相手へ感謝する
4、欲しい物を素直に認める
5、不完全な自分を許す
(1)自分の魅力(あなたが欲しい魅力)を発見するための質問
1、あなたの周りにいる人はどんな魅力を持った人か
2、あなたはどのような人に憧れますか?
3、あなたのことを愛してくれる人、大切に思ってくれている人は誰ですか?
4、あなたが幸せになったら喜んでくれる人は誰ですか?
5、過去に、あなたは誰のために何を頑張りましたか
(2)自分の感情に蓋をせず出し切る
嫉妬する物を全て書き出す
(3)嫉妬した相手へ感謝してみましょう
嫉妬は「自分が本当に望んでいるもの」の表れです。
ですので、それを知るきっかけをくれた相手に感謝しましょう。
実際伝えなくていいので、とにかく紙に書くことをおすすめします。手紙でもいいですね。
(4)欲しい物を素直に認める
では、嫉妬の裏で、あなたは何を欲しているのでしょうか。
欲しい物を書き出してみましょう
(5)不完全な自分を許す
(4)のなかで、今すぐ手に入らないこともありますよね。
また、容姿や家族のことは欲しくても限界があったりします。
そうなると「自分はどうせ・・・」という考えになりやすいですが、
「不完全な自分をみとめる」ということが大切です。
人は誰でも完璧ではありません。
それを認めて、今の自分に見合った理想を持ち、生活を目指していきましょう。
▼参考