執着〜過去の栄光を手放す〜

みなさん、「執着」という言葉をご存知ですか?

例えば

・将来の不安から、貯金額に一喜一憂する
・恋人を失う不安から、24時間恋人のことが頭から離れない
・仕事を失う恐れから、必要以上に仕事に尽くしてしまう
・過去の栄光にこだわり、できない自分を卑下する
・不安から目を逸らすために、食事や体重にこだわる

その中でも特に、摂食障害さんは「過去の栄光に執着している」とも感じています。

このように、執着とは「一つの物事に心を囚われて、離れられないこと」をさします。

摂食障害もひとつの執着です。痩せ体型や食事に執着する病気だと考えると、いろんなことが理解しやすくなると思います。

しかし、この執着が息苦しさを生んでいるのですよね。

今回は「執着」について考えを深め、手放し方を一緒に考えていきましょう。

こだわりと執着の違い

「執着」と似た言葉に、「こだわり」があります。

これらを区別することは難しいですが、執着は「自分と他人に悪影響を与えるもの」こだわりは「いい影響を与えるもの」と考えると区別しやすいかもしれません。

悪影響を与える理由としては、執着することによって「恐れや不安、悲しみが生まれ、苦しみばかりが先行する」という点にあるでしょう。

だから、単にグルメな人は「食事のことを考えるとウキウキする」、つまり心に良い影響を与えますが、摂食障害さんは「太ったらどうしよう」という恐れが先行するから、食事にこだわっても満たされないんですよね。

執着しやすい「過去の栄光」

執着の対象は、

恋人、お金、会社、自動車、健康、結婚、時間、過去

が多いと言われています。

特に、摂食障害さんは「過去」に執着している場合が多いです。

▼みなさんにも過去の栄光や執着を聞いてみました

例えば、摂食障害さんは「努力家」と言われていますよね。だから、それなりの結果を残している方が多いです。そして、過去の栄光が華々しいほど、その成功体験が人生を縛ることにつながります


また、栄光とは逆に、「悲しい記憶、傷つけられた記憶、我慢した記憶」も執着しやすいものです。何度も同じ記憶を思い出し、記憶はさらに強いものになり、簡単に忘れられなくなります。

執着しやすい人の特徴

・承認欲求が強い
誰かに認められたり、褒められたりすることで自分の価値を感じるタイプ

・人を束縛しやすい
相手を絶対に手放したくないという気持ちが強いタイプ。しかし、その裏には、誰かに見捨てられたり、傷つけられた過去がある人が多いです。

・ものを捨てられない
執着心が強い人は、手放すことが苦手です。そのために、部屋が散らかっていたり、「いつか使うかも」で物を捨てられなかったり。

物をたくさん持つことで安心感を得やすいとも考えられます。

・感情表現が苦手
自分の感情表現が苦手で、相手に自分の気持ちを伝えられなかった後悔を多く感じている人が多いです。だから、その「伝えたくてもうまく伝えられなかった」という後悔が、執着を生んでいます。

・あきらめが悪い
好きな人に振られても諦められなかったり、体が限界を感じているのに、頑張ることをやめられなかったり。「努力すれば願いは叶う」と思っている人が多い印象です。一方で、物事を客観的に見ることが苦手とも言えます。

執着のメリット・デメリット

▼デメリット

執着の悪い点は、「こだわるあまり、他の選択肢を奪われ、自由を失う点」にあります。

 

▼手放すメリット

手放すことで、新しいご縁が入ってくる。実際に、何かに執着する時間がなくなったことで、新しいことに挑戦できる余裕が生まれたりします。

つまり、手放すことは失うことではなく「今の自分にぴったりなものに出会うために必要なこと」です。

そう考えると、断捨離って悪くないですよね。

 

執着を手放す方法

(1)執着していることに気付き、認める

まずは自分が執着している対象を見つけてみましょう。
あなたがよく考えてしまうこと、人、プライドがヒントになるはずです。

(2)執着しているものに価値があるか見直す

あなたが執着しているものは、それほど価値のないものが大半です。(傷ついた経験はまた別なので、これは価値があるないの問題ではないですが)

過去の価値と、現在の価値は違いますよ。

それを思い出すことによって「自分が心満たされるか・成長できるか」を問いかけてみましょう。

(3)新しい「心満たされる、自分にフィットする物」を探す

今、あなたが本当に望んでいることはなんでしょうか。

執着の裏にある本当の望みをとらえ、それを満たすためにはどんなことが必要なのかを考えてみましょう。

 

例えば、「痩せ体型」に執着するのであれば、「痩せることで得られるどんなものがほしいのか」について考えてみると、それを得るために必要なのは「痩せることではない」と気付いたりするものです。

 

 

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