自立とは、依存先を増やすこと

2.心を治す

自立とは、一人で生きることではない

さて、今日は「自立」についてお話ししてみようと思う。

皆さんも、小学生くらいの頃から「いつかは自立しないとね」なんていう言葉を大人から聞かされた経験はありませんか?

「自立」と聞くと、「しっかり稼いで、自分一人の力で生きていけるようになること」と連想される人が多いかもしれません。

しかし、私が思う自立とは、「頼れる依存先を持ちながら、自分にできることをしながら生きること」。

つまり、自分一人の力でなんでも解決しながら生きることは、自立ではありません。

誰かに頼ることが、摂食障害克服の一歩

だから今、摂食障害で休職してたり、親の力を借りながら生きている人が自立してないかというと、違うと思うんだよね。

よく、休職中や休学中って、休んでいることに罪悪感を感じて、「私はダメな人間」って思ってしまう人もいるけれど、勇気を出して頼れる人に頼って生きていることの何が悪いんだろう?

人はね、完璧な人なんていないよ。風邪を引いたら病院を頼るみたいに、自分が弱ったら、誰かを頼ることは自然なことだよね。

だから、摂食障害も一人で治そうとしているうちは治らないと思うんだ。

家族であったり、カウンセラーであったり、悩みを相談し、支援してもらうことが必要である状況なら、勇気を出して頼ることが克服の第一歩だと思います。

摂食障害の子って、責任感が強くて、周囲の人に弱みを見せるのが苦手だから、なんとか一人で頑張って克服しようとするんだよね。それが悪いことではないけれど、もうそういう「一人で頑張る」ことを卒業しないと、一生苦しいままだよ。

誰にでも、絶対に生きている上で壁にぶち当たるときが来る(それが今の人も多いよね)。その時に、勇気を出して頼れる人に頼れるかが、突破できる鍵だと思うんだよね。

普段から、依存先を増やしておく

依存って聞くと、悪い印象を持つ人が多いのではないでしょうか。でも私はその依存先をたくさん持つことがいいことだと思っています。

つまり、依存先をたくさん持っていれば、一つ一つの依存度は軽くなる。どこかに頼ることに失敗しても、他に頼るところがあるのであれば、ショックが少なくて済む。

中には、「私には、普段から連絡が取れる友達が一人もいません。」という方もいらっしゃるけれど、そう思い込んでいるだけではないかな?

「しばらく連絡を取ってないから気まずい」というのであれば、それは関係が破綻しているわけではないよ。ただ、時間的なラグがあるだけ。

また「もう40歳にもなって、今更友達とか作れません」という方もいらっしゃるけれど、何歳になったって、友達は作れます。SNSなどやらない母や祖母でさえ友達ができたりしているの見ると、それは難しいことではないのだと思います。

自分が気づかないだけで、周囲の方はあなたのことを思っていてくれたり、「何か手助けしたい」と心の何処かで思っています。そこに気づき、頼るか頼らないかだと思います。

お母さんに頼るのが、子供の仕事

なぜ今回、自立について取り上げたかというと、こんな質問をいただいたから。

お久しぶりです。忙しいなかお疲れ様です!!

私は今、自立についてと、恋愛について考えています。

まず自立については、私はもうすぐ大学受験生になります。
母親と過ごす時間は楽で、幸せのようですが、時に不自由さを感じます。そんな時にケンカをしたり、家を出たいといつも思います。ですがその裏腹、1人になると食べてしまったり、家事もほとんど母がやっているので、1人じゃ無力なことに悩んでいます。
恋愛も似ていて、相手に依存ぽくてなって、思ったようにならないと、食べたりしてしまいます。
食べている時は無心で、スマホ見ながら、詰め込む。
あとで苦しくなって後悔する。
みたいな感じです。

ずっと最近しんどいです、体重も増えたし、(生理はきてます)食べ過ぎで苦しい。詰め込む時は美味しく味わえてない。

こんなのじゃいけない、というのは分かっているのですが。
なかなか抜け出せないでいます、最近。

あかねさんはこんな私をどう思いますか?また、あかねさんに、こういう依存の抜け出し方、自立について聞きたいです。

お手隙の時でいいです(にこにこ)何でもいいのでよかったらお返事ください。

家事、お母さんに頼ってもいいんじゃない?私は24歳で大学卒業するまで、実家暮らしでした。洗濯掃除は母に頼りっぱなし。家賃も家に納めていませんでした。

でも、母親が「いいんだよ」って言ってくれたので、それに甘えました。実際に、当時はまだ大学生で、一人暮らしができるほどアルバイトの稼ぎもありませんでしたし、むしろ学費は親が払っていましたし。

その後、会社員になって、一人暮らしを始め、自分でも稼げるようになってから私は恩返しの気持ちを込めて、誕生日プレゼントを買ったり、ケーキを買って実家に帰省したりしました。両親はとっても喜んでくれました。何よりも、健康になった私に対して、喜んでいました。

親ってそういうものだと思います。子供は、親に頼っていいんですよ。いつか、返せばいいのです。

恋愛しているの、いいね。恋愛は自分が一番成長できる修行の場だと思ってる。私も今思い返しても、恋愛にたくさん振り回されてきたけれど、だからこそ「相手の気持ちはコントロールできない」「愛とは与えられるものではなくて、愛することから始まる」ということを実感として学びました。

さて、質問に答えるね。自立については記事の前半を読んで欲しいのだけど、依存の抜け出し方については、「依存先を増やす」「相手の気持ちをコントロールしようとしない」ということが解決策かな。彼さん以外の友達と過ごす時間を大切にしたり、相手に喜んで欲しくで行動するのではなく、「自分がしたいからする」という心持ちで行動したら、変な期待は小さくなるかも。

また、愛についてはこの記事も読んでみてね。

実はこの質問をくれたのは、以前にも質問をくれたNさん。この質問に対する回答も、私の中では割とオススメの記事なので、気になる方はぜひ。

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