利尿剤・ラシックスの危険性

ラシックスは規制されているのにもかかわらず、Twitterで「ラシ投下!」「ラシがお守り」などという投稿を読んで心配しています。私が摂食障害だった10年前には、一般人の手元には出回ってなかったんです。ネットショップの普及や海外輸入品も手軽に手に入るようになったからこその弊害だな、と感じました。

結論から言うと、ラシックスは危険です。

何が危険かと言うことをまとめたので、よろしければご覧ください。

(私は医者ではないので、情報が全て合っているかわからないのですが、私なりに調べました)

ラシックスとは?

肝硬変や、腎疾患、心不全などによる高血圧の方の為に処方される利尿剤・ラシックス。高血圧で血流が悪くなり、むくみが生じた時にその強力な利尿作用でむくみを解消させたい時に活躍します。

最も強力とされている系統の利尿剤で、その効果は想像以上のもの。

ラシックスは服用後30分~1時間程度で効果が現れ始め、強い尿意を催してしまうので、自宅以外で服用する際はかならずトイレに行ける環境など確認してから服用しなければ大変なことに。(我慢できるレベルではないらしく、中にはオムツを使用している人も多数)

その効果の高さから、モデルが撮影前に使用していることから、ダイエット目的で使う人が増えました。

実はオリンピックなどでラシックスは禁止薬物に制定されています。これは強力な利尿作用の為、他の薬物を排泄させてしまう効果もあるかららしいです。

ラシックスの危険性

1:副作用

副作用としては、倦怠感、吐き気・嘔吐、頭痛、貧血、じんましん・発疹、光線過敏症、黄疸、かゆみ、紫斑、水疱性皮膚炎などが報告されています。

特に、脱水状態、脱力感、めまい、血圧低下が顕著で、階段を登るだけで息切れを起こしたり、動機がしたりします。

2:低カリウム

ラシックスは排尿は体内に蓄積した老廃物や、取りすぎた塩分を排出してくれますが、それと同時にカリウムが減少させてしまいます。

また、ラシックスの効果が効きすぎた場合は血液中に存在するカリウム分やナトリウム分が減ってしまうといったことも多く現れます。その際に身体のだるさ、力が入らない、喉の渇きを感じます。

そして、ラシックスは腎臓に多大な負担をかけるので、最悪の場合、腎臓の病気を引き起こし、死ぬまで人工透析をしなければならない可能性もあります。

3:やめられなくなる

ラシックスはその利尿作用から、足で言えば2周りほど細くなります。しかし飲まなくなった途端に、体はむくみやすくなり、飲む以前よりも体がむくみ太くなります

だから、「ラシックスをもう二度と飲まない!」と決めても、いざむくんで太くなった足を目の前にすると、耐え切れずにまた飲んでしまう・・・そんな無限ループに陥ります。

Twitterを見ていると、「ラシックすをやめた翌日は断食しても3kg増えた」とか「10kg増えた」とかいう投稿が多く、脱ラシックスの難しさを物語っていました。

健康的にむくみを撃退しよう

とは言え、むくみは永遠の敵。私もむくみはできたら取りたい派です。だからこそ、健康的に継続できる方法を取り入れることが大切だと思っています。

利尿作用・カリウムを多く含む食べ物を摂取する

利用作用のある食べ物としては、スイカやメロン、そしてきゅうりなどが挙げられます。
また、カリウムを多く含んでいる食材は、パセリ、アボカド、ざくろ、パパイヤ、さくらんぼ、イチゴ、オレンジ、パイナップル、ぶどう、バナナ、りんご、じゃがいも、人参、さつまいもなども効果があるでしょう。

私は毎朝、バナナと冷凍イチゴをジューサーにかけて飲んでいます。また、ラシックスを使うのであれば、それよりかは安全性が確認できているサプリメントなどに代替していけるといいですね。

 

 

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