「〜しなければならない」MUST思考の生きづらさ

心の回復

MUSTは理性、WANTは感情

「〜しなければならない」

という『MUST』思考で、すべての行動を選択している方って、案外多いのではないでしょうか?

例えば、

マイルールを守らなくては~
がないと~ 
テストでいい点を取るためには~

こういうものも、すべてMUST思考からくるものです。

このMUST思考は、自分で勝手に、あらゆる物事に対して「~しなければならない・~すべき」と思い込み、様々な世間で「正」「成功」「勝ち組」と言われるものにしたがって、自分の行動を決めている状態。

いわばMUSTは「理性」であり、その反対にあるのはWANT「本能・感情」。

MUSTは頭で考えるものだとすれば、WANTは心で感じるものです。

それが、大人になるにつれて様々な不安を感じるようになり、子供心のように心赴くままに行動できず、「〜すべき」「〜しなければならない」「〜した方が、世間からよく思われる」という基準で行動を選ぶ機会が増えてきます。

これが行き過ぎると、自分の感情を度外視して、理性だけで行動を選ぶようになり、自分の「好き」や「嫌い」がわからなくなってしまうのです。

過剰なMUST思考は摂食障害の方に多い

このMUST思考は、摂食障害の型に当てはめて言えば「マイルール」にも通じます。

摂食障害のMUST思考
  • ご飯は〜時に食べる
  • 〜kcalまでしか食べてはいけない
  • 〜体重は1日3回乗らなければならない
  • 外食は週に2回まで
  • ジャンクフードを食べてはいけない
  • 食事は野菜から食べ始める

このようなMSUT思考は、生活を窮屈にさせ、生きづらさを感じるきっかけになります。

MUST思考は、感情を奪い、生きづらくなる

また、「理性」や「正しさ」だけで生きていると、自分の感情に鈍感になります。

そうなると、「好き」と感じなくなったり、暇になると何をして過ごしていいかわからなくなったりします。

学生であれば、進路に迷った時に「興味のあるもの」で進路を選ばず、学校名や社名が「世の中できにいいとされる」という基準で選んでしまいます。

それが100%悪いわけではなく、そういう風に生きている大人もたくさんいます。

しかし、その選択をし続けると、完璧主義がいきすぎ、行動が理性に縛られ、心が自由と感じなくなる場合があります。

「正しさ」よりも「好き」に振り切れる機会をもつ

この「MSUT思考」になってしまった原因って、必ずしも本人だけの問題ではないと思っています。過剰な正しさを押し付ける教育だったり、そういう世の中の風潮だったり。

だからこそ、「正しさ」よりも、「好き」に振り切れる機会をもてる社会になるといいなと私は思っています。これは一人一人が「好き」を大切にすることから始まります。

初めは「好き」ってどんな感情か、どんな行動を取るものか分からないかもしれない。でも、「なんかいいな」「なんか心地よいな」と感じられるものに出会ったら、それを試してみたり、一定期間好きでいることで、好きなものになって行くのかもしれません。

そして、「好き」は頭で考えるものではなく、行動して見つけるものでもあります。好きを見つけるために、ちょっといつもと違う世界に足を踏み入れてもいいかもしれません。

今度、旅の効能について書こうかな〜

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