摂食障害になると嘘がうまくなる「自分を守るための嘘」

みなさんも、このような嘘をついたことはありませんか?

以前、私がふと思ったことをツイートしたら、思ったよりも多くの反応がいただけました。もしかして、摂食障害になると、嘘を重ねてしまう方が多いのではないでしょうか?嘘は時には自分を守るものだと思うので、私は賛成派です。

今回は嘘をつくことについて、お話ししたいと思います。

摂食障害のウソあるある

私は摂食障害の頃は、リアルな友達よりも摂食ブロガーの子とよく会っていました。

その子たちとお話ししてるとわかるんですよね。「あ、今のウソだな」っていうのが。

というのも人は自分の鏡。私が摂食障害になってついてきた嘘を、その子もまた同じように嘘ついていたのですぐわかりました。

例えば、ランチに行った時、飲み物しか頼まない友人が「朝ごはんたくさん食べてきちゃったんだよね」と一言。その子は拒食だったので、朝ごはんを一般的な量よりもたくさん食べるということは想像できる限りなく、嘘っていうことが私にはわかりました。

私自身も、摂食障害になって、旅行に誘われたり、食べ歩きに誘われても、嘘の予定を作って断っていたので嘘をつくこと自体を咎めるつもりはありません。

嘘も方便なので自分を守るために使うことも手。

「本音と建前」という言葉もあるように、常に正直に包み隠さず生きる必要はありません。

ただ、嘘をつくことに慣れすぎてしまうと、食べること以外の時でも、平気で嘘をつけるようになってしまうもの。

それに対して、自分自身が「罪悪感」を感じてしまうことが問題なんですよね。

「嘘をついてしまった」という罪悪感から過食や過食嘔吐につながってしまうのであれば、元も子もないなと思います。

 

そういう意味では、まわりは「本人に嘘をつかせない」ように、食事に対し厳しく監視したり、なんでもかんでも詮索するのはやめたほうがいいですよね。

 

ただ、この嘘をつく癖は、摂食障害の回復とともに良くなることが多いです。

なぜなら、摂食障害を恥ずかしいと思うから、その症状に関わることに嘘をつきます。

だから、症状さえなくなれば、嘘をつく機会も減るので安心してください。

 

私自身、今となっては嘘がつけない性格になりました。素直すぎて困っているくらい。ですので、嘘をつくことに罪悪感を感じている方がいれば、心配しなくていいですよ。摂食障害を克服した人の多くは、「違和感に正直」になれるので、いい意味で素直に自分の気持ちを表現できるようになる人が多いものです。

まぁ、あまり問題視することではないですが「#摂食あるある」ということで。

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