太る事への拒否反応で嘔吐を繰り返してしまう
相談者:ゆーたろ 38歳 会社員
初めまして。
ゆーたろと申します。38歳の会社員をしています。
父が亡くなった24歳頃から拒食と過食嘔吐を繰り返しており、今年の春は拒食が悪化し160cm33㌔で入院を勧められるまでになってしまいました。その後拒食は落ち着いたのですが、過食嘔吐が悪化し現在は体重が42㌔前後まで増えてしまいました。また、低栄養だったことが原因で腎機能の低下も指摘されております。
あかねさんのブログやステップあやさんのブログを拝見し、治す為には太る覚悟が必要という事は何度も読み返し理解したつもりでいるのですが、いまだに嘔吐をやめることができずに悩んでいます。
嘔吐は腎機能低下にも悪影響を及ぼすという事も医師から言われており、やめないととは思いつつやはりまだ太る事への拒否反応で嘔吐を繰り返してしまっているのが現状です。過食嘔吐をした後はいつも自己嫌悪に苛まれながら、明日こそ吐かずに過ごそうと思っていても吐いてしまう意志の弱さです。
太る事への恐怖は恐らく子供のころからずっと肥満で最大で100㌔を超えていた時期もあったので、その頃の周りからの視線や言葉や態度などが影響してると思うのですが、今は周りの人達にも恵まれ太っても何も周りから言われる事はないのもわかってはいます。ですが、どうしても太る=恐怖に結び付いてしまいます。この恐怖に打ち勝つ方法はあるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
まず、吐いてしまうのは意志の弱さではなく、症状なので、過食嘔吐をする自分を責めることはやめましょうね。
さて、まずは以下のまとめの記事、特に治す心を育てる記事を読んでいただきたいのですが、もう読まれたでしょうか?
拒食になった原因を考える
お父様が亡くなられた頃から拒食になったとのことですが、お父様の死がショックになり、拒食になってしまったのでしょうか?もし、そうである可能性が高いのであれば、1人で抱え込まず、カウンセリングを進める必要があると思います。
太ることが怖い、痩せていることに安心感を覚えるのはなぜかを深掘りする
「太ることの拒否反応で過食嘔吐を続けている」と書かれていますが、私は過食嘔吐の症状は「心の不安」から来ていると考えています。何か安心できるものがないから、過食嘔吐をして現実の世界から麻痺(逃避)したいのだと考えています。
では一体、なぜ痩せていることにそれほどまでしがみつきたいのでしょうか?これも、1人で考えてもなかなか答えは出ないと思うので、専門家などに相談し、カウンセリングを受けた方がいいと思います。
摂食障害が治った後に、どんな自分になりたいかを考える
また、摂食障害が治った先に、自分に希望がないと、なかなか克服を頑張れないと思います。カウンセリングを行う上で、現実の問題に向き合いながら、どんな自分になりたいか、どんな生活を送りたいか、考えられるようになるといいなと思います。
以上、参考になれば幸いです。応援しています。