細身のダイエッターも、実は摂食障害かも

5kg痩せます!
食事制限します!
毎日筋トレします!

みたいな投稿を見ると、あせりませんか?

自分も痩せなきゃダメかな?と、プレッシャーを感じませんか?

 

 

今日は、SNSのダイエッターの投稿を見るたびに

気持ちがざわつく人に向けて

心を落ち着かせる考え方をシェアします。

 

心がざわついたら言い聞かせる言葉

短期間にめっちゃ痩せました!

という投稿、SNSではよく見ますよね。

それを見ると、

私も痩せなきゃ!
とあせったり、

低体重を治療中の人は
体重を増やすことに
抵抗が出たりしますよね。

できたら回復のためには
ミュートしてほしいですが、
それでも見えてしまうことってありますよね。

痩せたい気持ちもわかる。
でも、ダイエッターの投稿を見るほど
自分と比べて苦しくなりますよね。

 

そんなとき、思い出したら落ち着く言葉を3つ紹介します。

1|短期間で痩せた人ほど、これから過食するかも

人の体って、とっても良くできていて

ホメオスタシス(生体恒常性)という

体温や血糖、免疫などの状態を一定に保つ機能があります。

簡単にいうと、「現状維持」をしようとします。

だから、極端に痩せるほど、

減った体重の分、極端に太ろうと体が機能するんですよね。

だから、今痩せているダイエッターたちも
もしかしたら過食に転じるかもしれないし
いきすぎて拒食になる可能性は高いです。

 

2|美しいあの人も、実は摂食障害かも

フィットネストレーナー
ボディメイク競技者
スポーツ選手など

筋肉が引き締まった体型をSNSで公表している人たちも、
実は摂食障害を抱えている人も多いという現実があります。

あまり公表されませんが
スタイルのいい体型を維持する裏では
拒食や過食に悩んでいることも珍しくありません。

彼らの体型が眩しく見えてしまう摂食障害さんもいると思います。

でも、輝いている人も
実は悩んでいることも多いです。

3|本当は自信がないのかも

「痩せると自信が持てる」と思い込み、ダイエットをする方は多いです。

 

自信のない人は、自信の「根拠」を求めます。この根拠となる物差しは「他者からの評価」です。

例えば、学歴、経済力、フォロワー数、スタイルなど、数字で比較できるものです。

 

一方、本物の自信とは、自分の内側に自覚できるものです。つまり、周りと比較できないので、周りに誇示して確認する必要はありません。

 

非常に言いづらいのですが、痩せて得られる自信とは、多くの場合「優越感」です。

みなさんも自信を優越感と置き換えて考えていませんか?

 

残念ながら、自信のない人が痩せても自信を感じることはできません。

それどころか、「痩せている優越感」を感じ、「太っている劣等感」を感じないように、強迫的に痩せる努力をします。

このように、人と比べて得られる自信からは、優越感か劣等感しか生まれません。

 

自信=優越感と置き換えて考えている人は、「自慢」という形で自分の能力を誇示する傾向があります。自信を優越感と勘違いしたままでいると、承認欲求がエスカレートする危険があります。

そう考えると、SNSで容姿を載せているすべての人が、本物の自信にあふれているわけではないでしょうし、

細身の体型を売りにしている人ほど、実は心が苦しかったりするから、あまり参考にしないように!

回復のためには、情報の断捨離が大切

ダイエッターの投稿を見るほど
摂食障害は治らなくなります。

なぜなら、
摂食障害を克服するためには
痩せるための行動をやめていくことが
大切になるからね><

でも、人はまわりと違う行動をとることに
抵抗を持つ習性があります。

だから、普段ダイエット情報を多くみている人は、
痩せる努力をしない罪悪感も、
克服に踏み切れない壁になっているんだよね><

人って環境に左右されるから、
本当に克服したい人は
ダイエッターや情報を断捨離してみてね!

SNSは切り取られた世界です。
ある意味つくられた世界でもあります。

もちろん憧れてもいいです。
でも、その体型を目指すことが
ストレスになって拒食や過食の症状に苦しむのであれば
自分の美意識を見直してみてもいいかもしれません。

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