【著書】摂食障害 新・食事法〜脱・王道ダイエット!心食を整え一生モノの健康体質へ〜

祝!5冊目の著書を出版しました。

ずばり、今回の論点は「王道ダイエットを問い直し、拒食や過食を食事から回復させる方法」について書きました。

摂食障害 新・食事法〜脱・王道ダイエット!心食を整え一生モノの健康体質へ〜

▼こんな人におすすめ

食事制限とリバウンドを繰り返す人

誰よりも食事にこだわっているのに、痩せないどころか、食欲がコントロールできなくなり、過食と拒食をくりかえす人

▶︎マイルールがストレスになっている人

ダイエット情報を信じて、食事のマイルールが増えるほどに、食事に罪悪感をもってしまう人

▶︎バランスよく食べても過食する人

「バランスの良い食事」を心がけても、逆に健康的な食事しか食べられなくなったり、甘いものが食べたくなり、摂食障害が回復しない人

 

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カウンセリングを始めて7年。

ずっと食事法については
体系化して書きたかったんですけど、
いくら食事法について書こうと思っても
正解がないから書けませんでした。

そう、食事法に正解はないんです。

だから、私はカウンセリン以外では
基本的には「バランスの良い食事をしましょう」
としか言っておらず、

普段はクライアントさんにしか
その人に合わせた食事法を
教えてきませんでした。

はい、つまり、
正しい食事法というのは
人それぞれ違います。

つまり、正しい食事とは
その人にぴったりの食事法であり
その食事法のヒントは、人それぞれの本音、感覚、本物の食欲の中に答えがあります。

でも、表向きの
バランスの良い食事をしましょう
というアドバイスだけじゃ、
誤解を生んだり、逆にバランスの良い食事しか取れなくなる人が出てくるなど
弊害もあるよな〜って思い始めました。

そこで、きちんと正解がない理由を書いた上で
何を心がけて食事をすれば良いのかを言語化しようとふみきりました。

それが、この本です。

摂食障害は、心の治療だけでは回復しない

摂食障害は心の病気というのは、もう皆さんもご存知のことと思います。

摂食障害は痩せることで自分の存在価値を感じようとする心の病気です。その症状は食事制限、過食、嘔吐、運動強迫など、人によって様々です。摂食障害の根本的解決のためには、自分自身の生き方を見直し、トラウマや自己否定的な考え方を緩和していくことが大切です。

でも、まず解決したくなるのは、
目の前の空腹をどうすれば良いのか、
「食事をどうすればいいのか」ということですよね。

残念なことに、人は生理的にお腹が減ります。
だから、食事を後回しにすることはどうしてもできませんよね。

そして、もう皆さんも察していると思いますが、心の問題を解決するだけでは治りません。

ダイエット地獄から抜け出すには、間違ったダイエット情報の誤解をとき、空腹と満腹に従って食事を行うための「食事の改善」が必要です。

むしろ、心の問題が解決しなくても、適切な食事をすれば症状が緩和し、回復に向かいます。つまり、食事の悩みによるストレスが減ることにより、心の問題に向き合うためのエネルギーを確保できるようになり、回復が加速します。

では、適切な食事とはどのようなものでしょうか。

それを知りたくて、食事をどうにかしようと思って病院に行ったとしても、お医者様は基本的に

「バランスの良い食事を3食食べましょう」

としかアドバイスしません。

 

そして私自身もその食事法をおすすめしています。

理論上はそれが一番正しいんです。

 

でも、摂食障害さんの多くは「正しい食事法」を心がけても回復しないから苦しんでいるのですよね。

中には、バランスの良い食事は太りづらいと分かっていても、抵抗感を持つ方も多いのも現状です。その正解に従った食事が簡単に実行でき、回復したら、誰もここまで苦しまないはずです。

むしろ、正しい食事法にこだわるから、回復しないとも言えます。

私自身、摂食障害に苦しんだ10年間の1年目で正しい食事法を学びました。しかし、私の場合は「お米を食べるなら、大好きなお菓子を食べたい」という気持ちが強く、適切な食事を心がけながら、本当に食べたいものを食べられるようになったのは9年目の後半でした。

また、お恥ずかしい話ですが、初期のカウンセリングでは正しい食事法を熱弁しすぎ、クライアントの信頼を失ったこともありました。

もちろん、「3食バランス良く食べることが回復につながりやすい」ということは、私に限らず多くのクライアントが実証済みです。

しかし、「バランス良く3食」の内容は人それぞれ違いました。野菜中心の食事の方もいれば、野菜をほとんどたべずにパン食中心の方、朝食が苦手で1日2食+おやつの方、三者三様でした。 

つまり、基本的な食事法の知識を学び、成功法を心得た上で、いかに自分の体調に合わせて、本能的に食事を選んでいくかが大切なのです。

つまり、目指すのは

正しく食べることを目標にするのではなく、

「何をどれだけ食べたいのか」という本物の食欲にしたがい、

心と体の声に素直になって食べること。

これが、好きなものを食欲に従って食べ、同時に健康的な痩せ体質も手に入れる、心も食事も我慢しない最強の方法です。

そんな摂食障害を回復に導く「自分の本音に従った食事法」をこの本ではお伝えしています。

食事はあなたの生き方そのものです。

この本を通し、食べ方だけではなく生き方から見直し、

あなたらしい人生を歩む一歩を踏み出しましょう。

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目次

内容を紹介します。

第1章|何のために食事にこだわるのか
第2章|数字より、ココロ重視の食事法
第3章|元・摂食障害の食生活と体重
第4章|摂食障害革命!新・食事法5step
自分の食生活を分析する
食欲のしくみを知り、誤った感覚を正す
ダイエット情報の思い込みを正す
座学編:基本の食事法
実践編:五感を満たす食事法
第5章|食欲を整える生活習慣

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