体験談38:過食気味な就活生活

▼ゆるい過食嘔吐(38kg→45kg)

20歳4月~25歳4月 (約5年)

過食気味な就活期間

前回、就活の全貌を書きましたが

その裏側を今回は書こうかな。

 

正直、就活がよほどつらかったのか

この半年間の記憶がほとんどない。

 

就活が始まって一番ショックだったのは

入学時に買ったスーツが

きつくて入らなかったこと。

 

入学当時は38kgくらいしかなかったので

7kgも太ったのだから当たり前なのだけど。

 

そして、就活中はさらに体重が2kgくらい増えて

47kgくらいだったかな。

 

就活中、バイトを休んでいたのと、

過食が悪化したのが原因だ。

 

幸いにも?嘔吐をすると体調が悪くなるので

(嘔吐後の異常な眠気、内出血、むくみ など)

就職活動に影響が出て後悔するのが嫌だったので

嘔吐は控えられるようになっていた。

 

このころは毎日のようにお菓子を食べ

普通にLOOKチョコレートを1箱1時間くらいでペロリ。

なんてことも多かった。

 

目標を持たざるを得ない社会

就活中、精神的にきつかったのは

人生においてやりたいことを問われ続けたこと。

 

正直、人生においてやりたいことなんて

これっぽっちもなくて

それでもとりあえず見つけなきゃいけなくて

決まらないたびに母親にあたった。

 

その度に、母は

「就活やめてもいいんだよ」

と言ってくれたけど

もしやめてしまったら

4年前の引きこもり時代に戻ってしまいそうで

不安になって再びエントリーシートを書いた。

 

今思えば、新卒入社なんて

社会人の入り口にすぎなくて

そこで人生の叶えたいことをすべて期待する必要なんてなかった。

 

就活を諦めかけた終盤

4月になると周りが内定をもらいだし

1社も内定をもらえない私は

就活の緊張の糸がきれていた。

 

3ヶ月休んでいたバイトに復帰したり

3次面接の前日なのに終電まで遊んだりした。

 

まだ内定が決まってないのに

8月は1ヶ月間のスペイン+ポルトガルの旅を

予約したりもした。

 

そんな諦め掛けていた矢先、

諦めかけて、自分のすべてをさらけ出せるようになった矢先、

と言ったほうがいいかな。

 

最終面接に合格した。

しかも、大手広告会社だった。

 

その日は友達の家に遊びに行って

夜通し食べて飲んでケーキを食べた。

 

本当に夢のようだった。

 

私はこの時、

この会社で何十年も働くことを想像したが

まさか2年ちょっとで辞めるなんて。

 

ということで、ここから卒業まで

パラダイスのような生活を送ることになる。

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