ご質問ありがとうございます。私も過活動の時期があり、毎日運動ばかりすることに体の限界を感じ、入院したこともありました。あくまでも私の考えですが、参考になれば幸いです。
過活動を続けると省エネ体質になる
脚が炎症を起こしてしまうほど、過活動に打ち込んでいたことが伝わりました。つらかったですね。
まず、過活動をやめましょう。「体重がじわじわ増えてきた」とのことですが、それは活動量が減ったからでも、食べる量が増えたからでもなく、体の防衛反応で代謝が下がっているのでしょう。
上記の記事にも書きましたが、現在りくさんの体におこっていることは
- 過活動
- 必要以上のエネルギーが消費される
- 脳が体に省エネモード発令
- 体重が増える
体は運動で消費したぶんのエネルギーを貯めようと省エネモードになり、異常な眠気を感じたり、摂取エネルギーを増やすために過食になります。
この状態を脱するには、必要な量を食べて、運動も適量に減らすこと。
飢餓で脳が省エネモードの指令を出してるので、栄養を与えて、それを解除してあげることが先決です。
いきなり運動をゼロにするのは難しいかもしれませんが、この際入院したと思って、思い切ってやめてください。
運動と食事を切り離して考える
体調を整えるために、「運動をやめるか、食事の量を増やすか」という問題ですが、私は「どちらも」取り組んでほしいです。
まず、運動量と食事量を切り離して考えましょう。つまり、いつもより多く運動したからといって、食事量を増やしたり、少なく運動したからといって、食事量を減らすのはやめましょう。
その癖がついてしまうと、動かないと食べられなくなったり、動いた時に過食傾向になってしまいます。
私は154cm,27kgで入院しましたが、その頃の病院での生活は1600kcal+ベッド上安静でした。そして、寝ているだけでそれくらい食べても、体重は太りませんでした。(+1000kcalくらい増やし始めた頃から体重増加に傾きました)
1350kcal食べているとのことですが、なぜその摂取カロリーに決めたのですか?どこから算出したものでしょうか?
もし、仕事をフルで働いたり、他にやりたいことがあるのであれば、まずは体調を整え、食や運動に対するこだわりを減らしていかないと、日常生活に支障が出てしまいます。
厳しく聞こえるかもしれませんが、体の悲鳴は、休みたいサインです。体を休め、栄養補給することは、悪いことではありません。
誰のためでもなく、自分のために「今」を生きる
お母様が拒食だったとのこと、つらかったですね。でもなぜ、りくさんがお母様に対し贖罪する(犠牲を払って罪をあがなう)必要があるのでしょうか?
りくさんはお母さんに、思い残したことがありましたか?もし、あるのであれば、主治医の方や、友人、私のカウンセリングなどで、それを話してみてほしい。怖いかもしれないけど、1人で抱えないでほしい。声に出して、誰かに聞いてもらうだけで、心が軽くなることもあります。
そして、残念ですが、もうお母様は帰って来ません。りくさんは幸せになっていいのです。りくさんが幸せに生きることが、何よりも喜んでもらえることだと思います。
過去は過去。りくさんは「今」を、そして「これから」を生きてください。
痩せていることで、守りたいもの、安心したいものはなんですか?自分にもう一度向き合って考えてみてください。