「〇〇を食べたら太らないですか?」
「何を食べたらいいですか?」
という相談を毎日のようにいただきます。
今日はそんな食事の悩みを持つ方に向けてお知らせがあります。
正しい食事と、摂食障害が治る食事
私は摂食障害克服のために限った
専門的な食事アドバイスをしています。
ただ、前提として
私は管理栄養士ではありません。
だから、栄養バランスの整った
「正しい食事」をアドバイスすることが
専門ではありません。
私ができる食事アドバイスは
摂食障害が治る食事アドバイスです。
では、栄養バランスの整った
「正しい食事」と
摂食障害の治る食事とは
何が違うと思いますか?
正解は、「心の健康を考えた食事」です。
もちろん、ベースとなるのは
「バランスの良い食事を3食」です。
みなさんも入院治療では
基本的にバランスの取れた病院食を食べると思いますしね。
ただ、摂食障害さんの多くは
「正しい食事法」を心がけるだけでは回復しません。
私もそうでしたが
入院中に出された3食を完食できるようになって
体重が増えて退院しても
完治しない現状があります。
ただ、ここで言いたいのは
「入院中の3食は完食しても意味がない」と言いたいのではなく
3食バランスよく食べられるようになることが
直接克服に繋がったり
克服の定義ではないよということです。
※そもそも、入院の目的は3食完食することが目的ではないからね。
もちろん教育面もあるのだけど、
今回は、話がややこしくなるのでここら辺にしておきます。
3食バランスよく食べられるようになっても、
中には、バランスの良い食事しか食べられずに苦しむ方や、
バランスの良い食事そのものに心が満たされず
過食してしまう人がいます。
だから、体のためにバランスの良い食事を基本にしつつも、
「心の健康を考えた視点」でも食事を選んでいくことが
摂食障害のためには必要です。
心の健康を考えた食事とは?
では、心の健康を考えた食事とは
どんなものでしょうか。
私の考える、
心の健康を考えた時に必要な視点は
①栄養素的な正解ではなく、本当に食べたいもので心を満たせるか
②本当に食べたい食事への抵抗感をいかに軽くするか
この2点です。
まず①についてお話しします。
①本当に食べたいものを選べるようになる
思い返してみてください。
私たちは生まれた時から摂食障害になるまでは
食欲に従って食事をしても
多くの人が肥満にはならなかったはずです。
ケーキやお菓子を過食することもなかったはずです。
たまにやけ食いをしても続くことはなかったはずなんだよね。
では、なぜそれが可能だったと思いますか?
それは本能的に「今、お腹すいた」と思ったら
「食べたい」ものや
「目の前にあるもの」を
選んで美味しく味わって満腹になったからでした。
つまり、空腹と満腹に従って
本能的に食べられていたからなんですよね。
では、なぜ摂食障害になると
本能的に食事を選べなくなるのでしょうか?
それは、食事制限を長い期間していたからなんですよね。
つまり、「お腹が空いたから、食べたいものを食べる」という、
自然な食欲に任せて食べることをせず
「頭」で食べることが習慣化してしまったからなんですよね。
頭で食べるとは、例えば
「お寿司が食べたいけど、炭水化物だから食べちゃダメ」
「パンが食べたいけど、小麦だからダメ」
「麺が食べたいけど、カロリーが高いから食べちゃダメ」
というように、食べたいものがあるにもかかわらず、
食事を「太るか太らないか」で選択することです。
頭で食欲をコントロールすることが習慣化されると、
空腹と満腹がわからなくなり、
さらに本当に食べたいものを本能的に選べなくなります。
摂食障害を克服するとは、「普通の食欲」を取り戻すことです。
本当に食べたいものを「直感」で選び、食べられるようになることです。
食事をすることで、体だけでなく「心も満たされること」だと私は思っています。
ただ、本当に食べたいものってわかりませんよね。
だから、食事トレーニングが必要なんです。
私の食事トレーニングの特徴は
(症状によるんですけど)
まずは第一ステップとして
基本的なバランスの良い食事を学びます。
第二ステップとして、
心が満たせるように選べるように練習します。
入院中の食事は、ある意味
第一ステップの食事トレーニングです。
そして第二ステップは、退院後の食事です。
バランスの良い食事を基本に、
いかに自分のその時の心や体の調子に合わせて
体と心を満たしていくかを練習するのが
私のカウンセリングの特徴です。
②本当に食べたいものに抵抗感がある
ただ、これがすぐにできないから
克服って難しいんですよ。
なぜなら、摂食障害さんは
「本当に食べたいものに抵抗感がある」
という特徴があります。
みなさん
・タピオカ飲みたい
・ケンタッキーのチキンが食べたい
・家系ラーメンが食べたい
とか本能的には思うんだけど、
それをすんなり選べないから病気なんですよね。
この心理的抵抗感に対しては、
心理療法と行動療法のかけあわせが必要だと思っていて
①心理療法としては食事への心理的抵抗感に向き合うこと
です。
ここでどんな心のケアをするかは人によりますが
正しい食事の学習が必要かもしれないし
痩せたい気持ちに向き合うことかもしれません。
②行動療法の側面としたら、少しずつ許可できる範囲を広げていくことですね。
例えば、パスタが1人前食べられないなら
100kcal分から試していくとか。
パンが食べたくても食べられないなら
まずはベースブレットから試しに食べていくとか。
心理的ハードルが低そうなところを見つけて
挑戦していくことを繰り返していくことを
私のカウンセリングでは行います。
この挑戦のハードルの高さによって
回復のスピードも変わってきます。
【お知らせ】食事分析・提案シート始めます
https://mosh.jp/services/239014
ヒアリングシートに
あなたの現在の食生活や悩みを書いていただき
あなたの食事を分析させてもらいます。
その後、3日程度で
・あなたの課題整理
・食事アドバイス
・食事の選び方
をA4用紙3枚にまとめて送らせていただきます。
【ポイント】
★A4ページ3枚分のボリューム!
★完全手作業でアドバイス!
★食事の不安を3日で解消!
●対象者:当事者(症状は問いません)
・何を食べたらいいかわからない人
・食事をどこから改善したらいいかわからない人
・摂食障害を食事から改善したい人
●得られるメリット
・明日から何を食べたらいいかわかる
・食事のアドバイスがもらえる
・食事選びの手順がわかる
・過食が減る
【受講者の声】
【分析の流れ】
①お申し込み
②申し込み完了メールに記載してあるURLから25問の質問に回答ください
③記入後、24〜72時間以内に分析結果がメールで届きます
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私は摂食障害克服のための
専門的な食事アドバイスをしています。
栄養バランス重視の栄養指導をご希望の方はご遠慮ください。
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