・クラスの人気者になりたい
・部活でいい成績を残したい
・音楽の成績で一番になりたい
・会社でMVP取りたい
・フォロワーを増やして人気者になりたい
など、「何者かにならなければならない」という強迫観念にとらわれている方は多いのではないでしょうか?
私も、常に誰かと比べて優れている点が目に見えないと、不安で仕方なくなるタイプでした。
何者かになる=他者と比べ続ける
しかし、「何者かにならなければならない」というのは、「周りと比較して優位に立ちたい」ということ。呪いにかかっていると、自分より優れた人や、ユニークな経歴を持っている人を目の当たりにしたとき、あまりにも空虚な自分と比較してしまって凹む。
また、自分の理想とする何者かになれないと気づいた時、自分の存在価値を見失う。
そこで、何者にもなれないと気づいた時、「誰よりも痩せていよう」とか「せめて痩せて可愛らしく見られるように痩せよう」とか、容姿を整える方に意識が向き摂食障害になる方もいる。
でもさ、その「何者」って相対的なもので、絶対的なものではない。
何者の横には、絶対に比較する誰かがいる。
誰かに注目されたい?
誰かにちやほやされたい?
もし注目されたら、それを維持するためにもっともっと注目されるよう心身を削らなければならない。
ありのままの自分を愛すること
「個性」とか「多様性」って言葉が広がるにつれ、自分で自分を否定し、何者かにならなければならないと思いこんでいる。人が増えている。
でも、誰もがみんな、何者でもないし、何者でもない自分であったとしても、無条件に愛すべき存在だと思うんだよね。
何者でもない自分を愛してあげてほしい。
そこから、自分らしさや自分の好きなところが見えてきて、あなたの目指していた「何者か」に一歩近づけるのかもしれません。