完治させる覚悟をしなければ治らない

2.心を治す

摂食障害は治らないと諦めている方へ

上記は以前にいただいた質問ですが、よく「摂食障害を治すことを諦めている」という言葉を目にします。私はそういう人もいてもいいと思うし、否定はしません。

「寛解=全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであること。」を目指している方もいて、それでもいいと思います。

しかし、私は摂食障害は完治できるものと考えています。ですので、カウンセリングを受けてくれる方には、完治を目指していただいています。

中にはもちろん、初めからそう思えない方もいるかもしれませんが、カウンセリングを受ける中で、「今まで病気と付き合いながら、病気をアイデンティティの一部にしながら、摂食障害と共存して生きていこうとしていましたが、初めて完治したいと思えるようになった」と、考え方が変わった方もいます。

では、なぜ「完治を目指して欲しいと私が伝えているのか」を今回はお話ししたいと思います。

「完治させる」という覚悟をしなければ治らない

正直、私は10年で完治できたので、何十年も摂食障害を患っている気持ちのすべてがわかりません。もちろんわかりたいと努力して、寄り添いたいとは思っています。

しかし、治る方と治らない方の決定的な違いは、「完治させる覚悟ができているか」にあると思います。

というのも、摂食障害は「治す」と決めなければ治らない病気だと思っています。

「覚悟」という言葉を使うのは、完治するためには、今までの考え方を変え、そのための労力や犠牲も生まれるからです。

例えば、
今よりも体重が増える覚悟
治すために休学・休職する覚悟
治したくても、すぐに治らないことを耐える覚悟
治療に時間とお金をかける覚悟

上記のような覚悟ができた時、やっと克服に向けての一歩を踏み出せるのです。

病気の声に負けないための覚悟

「痩せたい」「食べるのが怖い」「治ることも怖い」

このような心の声が聞こえてくるのは、この病気の症状です。これは、あなたの意思でコントロールできるものではありません。

しかし、完治させるということは、この摂食の悪の声に負けなくなること。

完治させたいのであれば、生活の中で「完治させたい」という全体的な意識がなければ摂食の悪の声に引き戻されやすい。

だから、「完治させたい」という意識を、常に心のどこかに持って生活することが大切なのです。

あなたは、摂食障害を治したいですか?
もう、体型にとらわれずに生きて生きたいと思いますか?

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