「自信を持ちたいから痩せたいです」
そういう声をたくさんいただきます。
とっても気持ちはわかります。
私も「顔に自信がないからせめて体だけはましにならないと、、」
とダイエットをし始めたので。
ただ、最近つくづく思うのは
「自信を持とうとするから、苦しくなる」
ということ。
自信は持たなくても生きていけるし、
自信があるように見える人が自信満々かというとそうでもありません。
今日は、自信を持たなくても生きていけるよ〜と言うお話をします。
自信とは
そもそも自信とはどういうものでしょうか。
簡単に考えると、自信とは「自分を信じられること」ですよね。
以前にもお話ししましたが、「自分を信じる」とは「自分の可能性を信じる」ということ。
そして、それは成功する可能性だけでなく、失敗してもなんとかなると信じれることです。
そう思うと、自信とは「どんな自分でも、大丈夫」と思えることになります。
自信が持てない理由
では、人はなぜ自信がんもてないと感じるのでしょうか。
自信が持てない人の特徴を三つに分けて考えてみましょう。
1、自分に対する評価が気になる
自分に自信がない人は、周りからの評価を意識しやすい人です。
例えば
「あの人に馬鹿にされたらどうしよう」
「できない人って思われたくない」
と、いつも自分に対する評価が気になると、ダメな自分をかくそうとする意識が働きます。
それでは自信を持とうとしても、なかなか持てませんよね。
2、自分への期待が高い
「もっと自分はできるはず」
「自分は頑張ればできる人』
などと、自分に対する期待が高い人も、自信をなかなか持つことができません。
理想のキラキラした自分と、そうではない今の自分とのギャップに苦しんでいるんですよね。
言い換えると、自信はないけど、プライドが高い状態とも言えます。
この場合は、まずは自分の現状と実力を把握して、悪いプライドを緩和することが必要でしょう。
3、失敗を克服した経験が少ない
意外と大切なのは、成功体験よりも「失敗を乗り越えた経験」です。
私たちが一番成長するときは、失敗を乗り越えるときであり、その経験が「自分は失敗してもなんとかなる」という自信につながっていきます。
自信を持とうとするから、苦しくなる
多くの人は、多くのダイエット成功者の話を聞いて
「ダイエットに成功すれば、自信を持てるようになる」と思い込んでいます。
しかし、摂食障害になる人は実感していると思いますが、自信がない人が痩せても、本物の自信は手に入りません。
手に入るのは、いっときの優越感だけです。
そして、自信を持ちたいと思っている限り、痩せたい気持ちからは解放されません。
だから、まずは「自信がないこと=ダメなこと」という考え方をやめることです。
別に自信はなくても生きていけます。自信がなくても、それなりに生きていくことはできます。
では、自信がない人はどのような心構えで生きていけばいいのか。
それは「行動しながら、自信をつけていこう」という考え方です。
例えば、私はYouTubeで話していますが、youtubeで始めた頃は人前で話すのは自信がありませんでした。
そして、話すのは本当に苦手で、初期から見ている人はわかると思いますが、初めの頃の口癖はなかなか耳に残るものでした。
でも、私は「話すのが苦手」という苦手意識を克服するために、「人前で話す練習をしながら自信をつけていこう」という考え方でyoutube更新に励んでいます。
いまだに人前で話す自信はありませんが、慣れは人を強くするようで、自信がなくてもそれなりに話せるようにはなりました。
だから、自信満々そうに見える人も、実は苦手意識を持ちながらなにかにはげんでいることは大いにあります。
私もいまだに人からの評価がきになることもたくさんあります。
でも、「完璧ではない自分も、今は仕方ないよね」と一旦受け入れて、納得できる自分になるために今できることから努力をしています。
偉そうに色々と話していますが、自信がなくてもこうやって話すことはできます。
だから、みなさんも今できることをコツこと積み重ねていく先に自信がなくてもそれなりに生きていけるようになると信じてみてもいいかもしれません。