▼拒食・計画的過食嘔吐(48kg→38kg)
19歳4月~20歳4月 (約1年)
日本国民全員に届く20歳の通知
受験生真っ只中の冬。
私の家に一通のハガキが届いた。
成人式の招待状だ。
私の地域では
中学の同級生で集まるのが恒例だが
私は中学卒業以来
誰1人として連絡をとってなかった。
行こうか行かまいか。
すっごくすっごく悩んだ。
でも、一生後悔したくないと思い
中学3年の頃に仲が良かった2人に
メールをしてみた。
以外にも、2人とも返事をくれ
一緒に成人式に行くことになった。
自分が思っているほど
周りは自分のことを特別視してないとは
こういうことだ。
成人式で5年ぶりの再会。
結論、成人式は楽しかった!
久々に同級生と戯れ
写真をたくさんとった。
その頃の私は40kgになり痩せていたが
振袖だったため変な目では見られなかった。
体験談1にも書いたが
私は中学時代は学年一優秀。
しかし、成人式の頃の私と言えば
みんなが大学2年生の中、
センター試験を1週間後に控えた受験生だった。
みんなに「今何してるの?」と聞かれれば
私は笑って「来週センター試験なの!」
とネタにして笑っている自分がいた。
私は自分の弱みを
ネタにできるようになっていた。
ある子からは
「あかねちゃん卒業後、行方不明説でてたよ」
なんていう謎の噂が流れてたと聞き
あながち間違いじゃないから
否定せず笑い飛ばしといた。
拒食症と見抜かれる
その日はノリでいけそうな気がしたので
初めて飲み会にも参加した。
我ながらこの日は300倍の成長率。
しかし、ビールも怖くて飲まず
料理は鍋の白菜しか食べなかった。
そのくせ会費4000円で勿体無い気もしたが
この場に参加できたことがプライスレスだった。
帰り際、くじ引きで隣になったTくんに
「拒食症?」ってこっそり聞かれた。
確かに、飲み会は私服だったので
私はガリガリなのがモロバレだった。
実はTくんは中学1年の頃に好きだった人。
しかし、中学3年間気まずくて
一切しゃべらなかったので
久々に話せてうれしかった。
拒食症がきっかけなんて
皮肉だけど。
さて、受験編は次回で最終回。