【新刊】拒食症を心から治す

祝!7冊目の著書を出版しました。

 

今回は「拒食症を心から回復させる」と題して、低体重〜回復期における食事と感情の取り扱い方について書きました。

 

拒食症を心から回復させる

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食べることも、休むことも、治すことも怖いあなたへ

 

拒食症は、

食べて、体重を増やせば

治るのでしょうか?

 

答えはYesでもありますが、

根本的にはNoです。

 

確かに、拒食症が治るとは、心身ともに健康になることです。

 

ただ、拒食症を治す難しさは

当事者本人が

「食べたくない」

「体重を増やしたくない」

という点です。

 

つまり、「治したくない」という気持ちが、
拒食症を回復させるにあたっての最大の壁です。

 

つまり、「治したくない」という気持ちに向き合うことが

回復につながります。

 

治すイメージを変える

では、なぜ治したくないのでしょうか?

 

その理由の一つが、「治す=太る」

というイメージが先行しているからでしょう。

 

そのため、まずは「回復する定義」から見直し、

拒食を治すための動機付けをきちんとしてあげることが

「食べることを許す」という気持ちにつながっていきます。

 

そこで、この本では私は初めに

このように提案させてもらってます。

 

このマインドについては、動画でお話ししました!

長いのですが見てください!笑

【本の構成】3ステージ別の提案

「拒食からの回復期」という言葉をよく聞くかもしれませんが、

「低体重・低栄養状態から健康体になるまでの道のり」は

かなり症状に幅があります。

 

みなさんも想像つくと思いますが、

1000kcal以下しか食べられないのに、運動がやめられないBMI15くらいの子もいるし
1600kcalくらいは食べられるけど、BMI15くらいの子もいるし
BMI18.5くらいだけど、心はまだまだ拒食の子もいます。

 

そのため、拒食症で低体重から標準体重までの道のりは

3段階に分けて考えると取り組みやすいです。

 

基本的には「体のケア×心のケア」の両輪で行いますが

注力するケアは、それぞれのステージによってちがいます。

 

この本は、3つのステージに分けて構成しました

本のおすすめポイント

本のポイント1:自分の気持ちに出会える

心のケアで一番大切なことは、自分の気持ちに気づき、言葉にすることです。

この本は、あらゆる「拒食の気持ち」を言葉にしました。

 

例えば、

・食べる意味がわからない
・努力の証を失いたくないから、体重を増やしたくない
・家族に心配されたい
・食事や体重を増やす意味がわからない
・痩せていれば学校に行かなくてもすむ

 

本に書かれている言葉を頼りに、

自分と照らし合わせながら、感情を言葉にしてみよう。

そこに、あなたの回復の鍵があるはずです。

 

簡単なワークを組み合わせて書いたので、

要所要所で、自分の気持ち書き出してみましょう

 

本のポイント2:中学生でも読める

184ページもありますが、

わかりやすい簡単な言葉で書かれているので

おそらく14歳以上であれば

理解できる内容になっていると思います。

 

本のポイント3:ご家族の参考になる

そして、ご家族こそよんでいただきたいです。

ご家族に一番求められるのは、

当事者の1番の理解者になることです。

 

つまり、

当事者が何に苦しんでいるかを知ることが大切です。

 

この本はご家族向けの本ではないですが、

ご家族にこそ読んでいただきたい一冊です。

 

拒食症を心から回復させる

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