今回は「拒食症を心から回復させる」と題して、低体重〜回復期における食事と感情の取り扱い方について書きました。
拒食症を心から回復させる
食べることも、休むことも、治すことも怖いあなたへ
拒食症は、
食べて、体重を増やせば
治るのでしょうか?
答えはYesでもありますが、
根本的にはNoです。
確かに、拒食症が治るとは、心身ともに健康になることです。
ただ、拒食症を治す難しさは
当事者本人が
「食べたくない」
「体重を増やしたくない」
という点です。
つまり、「治したくない」という気持ちが、
拒食症を回復させるにあたっての最大の壁です。
つまり、「治したくない」という気持ちに向き合うことが
回復につながります。
治すイメージを変える
では、なぜ治したくないのでしょうか?
その理由の一つが、「治す=太る」
というイメージが先行しているからでしょう。
そのため、まずは「回復する定義」から見直し、
拒食を治すための動機付けをきちんとしてあげることが
「食べることを許す」という気持ちにつながっていきます。
そこで、この本では私は初めに
このように提案させてもらってます。
このマインドについては、動画でお話ししました!
長いのですが見てください!笑
【本の構成】3ステージ別の提案
「拒食からの回復期」という言葉をよく聞くかもしれませんが、
「低体重・低栄養状態から健康体になるまでの道のり」は
かなり症状に幅があります。
みなさんも想像つくと思いますが、
1000kcal以下しか食べられないのに、運動がやめられないBMI15くらいの子もいるし
1600kcalくらいは食べられるけど、BMI15くらいの子もいるし
BMI18.5くらいだけど、心はまだまだ拒食の子もいます。
そのため、拒食症で低体重から標準体重までの道のりは
3段階に分けて考えると取り組みやすいです。
基本的には「体のケア×心のケア」の両輪で行いますが
注力するケアは、それぞれのステージによってちがいます。
この本は、3つのステージに分けて構成しました
本のおすすめポイント
本のポイント1:自分の気持ちに出会える
心のケアで一番大切なことは、自分の気持ちに気づき、言葉にすることです。
この本は、あらゆる「拒食の気持ち」を言葉にしました。
例えば、
・食べる意味がわからない
・努力の証を失いたくないから、体重を増やしたくない
・家族に心配されたい
・食事や体重を増やす意味がわからない
・痩せていれば学校に行かなくてもすむ
本に書かれている言葉を頼りに、
自分と照らし合わせながら、感情を言葉にしてみよう。
そこに、あなたの回復の鍵があるはずです。
簡単なワークを組み合わせて書いたので、
要所要所で、自分の気持ち書き出してみましょう
本のポイント2:中学生でも読める
184ページもありますが、
わかりやすい簡単な言葉で書かれているので
おそらく14歳以上であれば
理解できる内容になっていると思います。
本のポイント3:ご家族の参考になる
そして、ご家族こそよんでいただきたいです。
ご家族に一番求められるのは、
当事者の1番の理解者になることです。
つまり、
当事者が何に苦しんでいるかを知ることが大切です。
この本はご家族向けの本ではないですが、
ご家族にこそ読んでいただきたい一冊です。
拒食症を心から回復させる
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