2018年10月。無事に出産を終えました。
予定日より2週間以上早く生まれてしまったので、赤ちゃんは小さめ。しかし現在ミルクをぐんぐん飲んで一緒に退院できそうです。
今回の出産で感じたこと。
それは「計画通りの人生なんてドラマがない」ということ。
予定日よりだいぶ早く陣痛が来たこと。
家を出て30分で出産してしまったこと。
私が感染症にかかり出産後まだ赤ちゃんに会えていないこと。
大部屋入院から無料で個室にグレードアップしたこと etc.
書き並べたら止まらないほど予想外のことが起きました。
私は摂食障害の方に多い「完璧主義」気質なのですが、もうそれでは太刀打ちできないほどの予想外のことが起きました。そして、完璧主義よりも必要だったのは、どんな状況でもパニックにならず臨機応変に対応できる柔軟性。そして冷静さ。
そしてそれは出産後も変わりません。
体型のことで言えば、出産後に母乳をすぐに与えられなかったので子宮収縮が遅く、やっぱりお腹はぽっこりしてるし、体重は出産前よりもやぱり重い。
そして食事は2000kcalくらいに管理された病院食で、運動は一切NG。
摂食障害まっただ中だったら許せないことがたくさんありました。
しかし、母乳で育てたい。傷を早く治したい。子どものために健康でいたい。
そう思うと、痩せなんて簡単に手放せる心境になれた。確かに私は標準体重くらいなので、そこまで焦ってないだけかもしれませんが。
そして、「完璧主義で子どもを育てたくない」と思えるようになりました。「あれはダメ」「これしちゃダメ」と母に育てられた私は、摂食障害になりました。本当はもっとできるところに目を向けて、いいところを褒めて伸ばしてあげた方がその子らしく幸せになれる気がします。これは摂食障害の克服過程でも同じことがいえるでしょう。
人生は計画的にいかない。
だからこそ、私の娘が摂食障害になる可能性だって、ダイエットをする可能性だって多いにある。
でも、そんな予想通りにいかない人生だからこそ、ドラマチックな感動が待っているのだと思います。