悪口との付き合い方

カウンセリングをしていても常々思うのは、

摂食障害を抱えている人は、「いい人ばかり」ということ。

本当に、純粋で自分より誰かのために生きてきた人が多いです。

 

しかし、そんないい人ばかりが摂食障害になるのはなぜでしょうか。

一つ言えるのは、心の病特有のストレスを抱えているということ。

 

そして、そのストレスのほとんどは「人間関係」が関わっているように感じます。

そして、摂食障害の方は「人の悪口を言ってはいけない」と思い込んで、

一人で抱えている人が非常に多いです。

 

今回は、人の悪口を言うことについて考えてみたいと思います。

悪口を言われることが怖かった過去

小中学生の頃って、女子特有の無視ごっこがありますよね。

よくあるのは、リーダー格の女子がいて、そのリーダーの命令に従ってみんなで標的になった女の子を一定期間無視する。

私もその標的に何度もなったことがあり、常に自分は悪口を言われているんだと思いながら生きてきました。

また、私も自分が無視されたくないから、友達の悪口を言って仲間になろうとしました。

 

きっとこのような経験をした人は多いのではないでしょうか。

このような経験をした人ほど、悪口を言えなかったり、逆に悪口を言いすぎて自己嫌悪に陥っている傾向があります。

 

悪口のメリット・デメリット

まず、悪口を言うことにはどのような効果があるのでしょうか。

メリットデメリットに分けて考えてみましょう。

メリット

1:浄化される

悪口を誰かに言うと「スッキリ」しますよね。

このように、悪口を言うことだけで、浄化される作用があります。

2:人と繋がる

人は好き嫌いをシェアできると、相手に親近感を抱きます。

だから、悪口をシェアすると、そこには親しみが生まれやすいです。

近所の噂話がたえないのは、その効果もあるのでしょうじね。

デメリット

1:自己否定的な考えになる

悪口は一般的にダメなものとされています。

そのため、自分が誰かの悪口を言うと「なんであんなこと言ってしまったんだろう」と、悪口を言った後に自己否定的な考えに陥りやすいです。

スッキリするために言ったのに、逆にもやもやする。。という経験は、みなさんもあるのではないでしょうか。

2:評判を落とす

周りの批判を言ってばかりいると、「人の悪口を言う人だ」と思われてしまいます。

だから、「私がいないところでは、私の悪口を言っている」と思われ、人から信頼されなくなる可能性があります。

しかし、面白いことに、「悪口を適度に言う人の方が、信用される」という意見もあります。

悪口を言うと信用される?

「人の悪口を言わないような人間は信用できない」

と、名言を残したのは、野球界の名将・野村克也氏。

ノムさんのそう話す意図として、「自分の考えを正直に言う人は信頼できる」と言うことだと思います。

つまり、綺麗事ばかり並べて本音を取り繕う人より、自分の本音を話す人の方がよっぽど信頼できると言うことでしょう。

悪口を言うときの心がけ

1、相手に直接言う場合

人と出来事を切り離して語る

例えば、「あなたは非常に頑張ったけれど、この部分についてはもう一度考え直してほしい」など、人格全てを否定しないと相手もすんなり聞き入れてくれるでしょう。

自分の落ち度も言う

人は多面的な生き物であり、自分自身も完璧ではありません。

「私も至らぬ部分もあり申し訳ございませんが」などの枕詞を入れると、伝え方がマイルドになります。

2、相手に直接言わない場合

公の場に書かない

名前を伏せても、SNSにかけば、何かしらの形で本人の耳に入ることもあります。また、公の場に書くと、それをみた人から信用を失う可能性もあります。

絶対安全な人に言う

この人になら言っても大丈夫。と言う人にお話ししましょう。

私は悪口を言うときは、母と旦那だけと決めています。

なぜなら、私の失敗経験から「絶対受け入れてくれる人だけに言おう」と決めました。悪口をある友人に言ったところ、「ごめん、そんなこと言われても困る」と言われてしまい。私自身も「受け入れてもらえなかった」ということに傷つきました。

悪口を言われたら?

悪口を言われたら、あなたはどう感じますか?

私はどちらかというと、嬉しくなります。

この人は私を信頼してくれてるんだな、と感じられるから。

しかし、ときどき、「あの人悪口ばかりで面倒だ!」と言う方もいます。

確かに、悪口ばかり聞かされるのは気持ちのいいものではありませんよね。

ただ、その人自身が「聞くほどの器がない」可能性もあります。

よく「話すのは技術、聞くのは器」と言われますが、悪口を言われたらそれを跳ね返すのではなく、その人の意見を一度受け入れてあげることも大人だよな〜と思います。

もちろんこれは、自分の心の余裕がある時だけでOK。

ちょっと疲れるな、と思うのであれば離れて自分を守るものてです。

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