休むことを悪だと思っていませんか?

ご家族向け

摂食障害の方って、努力家で頑張り屋さんが多いですよね。

だからこそ、決めた目標体重に向かって努力して拒食症になってしまったり、過剰な運動メニューを苦しくても毎日こなしてしまいます。

そして、摂食障害の症状だけではなく、仕事や学業に対しても真面目。上司や先生に認められたい、いい成績をとりたい、任された仕事は断りたくない。そんな傾向があると思います。

今日は「頑張ることが、偉いんじゃないよ。休んで健康的に過ごすことも、仕事の一つだよ」という話をします。

自己肯定感の低さから、完璧を求めてしまう

摂食障害になる方は、自己肯定感が低い方が多いというのは有名な話ですよね。

自己肯定感が低い、というのは具体的には

「自分は何をやってもダメな人間だ」
「誰の、何の役にも立たない」
「周りに迷惑をかけてばかりだ」

といったことを常に思っている人。

だからこそ、自分の欠点を許せず、社会で「良い」とされる行いを完璧にしようとします。

例えば、「過剰な人への気遣い」「厳しい体型管理」など。

しかし、いくら完璧を目指しても、自己肯定感は満たされず泥沼化。「もっともっと頑張らなければならない」と思って、さらに無理をして、心の病気になってしまうのです。

「無理をすること=良いこと」ではない

「無理をして頑張ることが良いこと」という考え方は、日本に根強く残っています。小さい頃からそのような環境で育った私たちが、無理をして頑張りすぎて心を病んでしまうのは、自然なことなのかもしれません。

しかし、世間で美徳とされていることも、健康を害してまでやることは美しくも偉くもない。まず、不健康になることは会社にとってコストであるので、仕事に影響が出る時点で周りには迷惑をかけてしまうのだから。

だからこそ、自分のキャパを受け入れて休む勇気も必要。休むことは一見怠惰に見えるかもしれないけれど、自己管理の一つ。休むことも仕事なのです。

いきなり「休む」ということを美徳とは感じられないと思いますが、「疲れた」と感じたら素直に休んで、自分を甘やかしてみましょう。いいんですよ、休んで甘やかしたって。自分にお金をかけて甘やかしたって。甘やかす、というより「ご褒美」や「休息」と置き換えて考えましょう。決して休むことを「怠惰」と置き換えて考えないように。

今が、休むきっかけになるチャンスの方もいると思います。私はその方々の背中を押したいよ。もう、休んでいいんだよ。

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