体験談35:摂食だけど海外旅行へ

▼ゆるい過食嘔吐(38kg→45kg)

20歳4月~25歳4月 (約5年)

パスポートを手にする

大学2年の12月。

 

私は「海外に行きたい」と

具体的に思うようになった。

 

というのも、

中学生までの夢は

ツアーコンダクターになること。

 

世界遺産が好きで

旅行のパンフレットを切り抜くのが

好きな子供だった。

 

過食嘔吐は相変わらずあったけど

そんなことよりも

自分のやってみたいことを

優先できるようになっていた。

 

そして、5年のパスポートを作り

春休みは3回の海外旅行を計画した。

初めての海外旅行

春休みになり

私は幼少期ぶりに出国。

 

1カ国目の行き先は韓国。

初めての海外旅行には

近いし、コスパもいい。

 

一緒に行った友達は

高校時代から唯一、

ずっと私に連絡くれていた友達。

 

しかし、

心から気軽にいれる友達ではなかったので

気疲れしてしまった。

 

まぁ仕方ない。

旅行中は過食嘔吐はしなかった。

 

どちらかというと、

韓国に来たのに拒食気味だった。

 

憧れのフランス旅行

韓国から帰って来て

2週間後にフランス旅行に行った。

 

一緒に行った友達は

たまたま授業で隣の席だった女の子で

それまで1度も日本で

デートもしたことがなかった。

 

なんと値段はJTBの学生旅行を利用し14万円。

(普通の値段で40万円相当だそう)

 

行き先はモン・サン・ミシェル、

シャルトル、パリの7日間の旅。

 

この旅は最後の2日間のパリ以外は

ほとんど添乗員付きで

観光名所をバスで巡るもの。

 

だから、初めてのヨーロッパでも

ラクショーだった。

 

しかし、食事が大変だった・・・

というのも、すべてプランに

組み込まれているから。

 

この頃、デニッシュ生地などのパンは

過食嘔吐以外では食べれなかったのに

朝食にデニッシュとクロワッサンが配られ、

テーブルの雰囲気的に全部食べなきゃで

さらに、マイルールである

一口目の野菜が食べれずソワソワしたり。

 

あとは、朝食がバイキングで

チーズを過食気味に食べたり。

 

それでも、嘔吐することなく過ごせた。

 

タイ・ベトナム

大学のいつメンの1人と2人旅。

なんと4泊5日で4万円だったような。

 

この旅は過活動気味で

私が1人でスタスタ歩いてしまい

友達を疲れさせてしまった。

 

そういうところは

歩くのが好きな友達と一緒じゃないと

楽しめないな~

それか1人で行くしかないな~と思った。

 

タイ料理は野菜が多く食べられたので

食事にそこまでストレスを感じなかった。

 

食事がうまくできなくても

食事が楽しめたら、

もっと心から旅行を楽しめたかもしれない。

 

しかし、治ってから行動するのは遅い。

そんなこと言ってたら

いつまでたってもやりたいことはできないから。

 

だましだまし、新しい世界に飛び込むことで

過食や拒食を繰り返して

病気は治って行くのだと思う。

 

さて、こんな感じで、私の海外熱に火がつき、

3年の夏はオーストリア・チェコ、

4年はポルトガル、スペイン、カナダ、台湾。

 

次々と国を巡りました。

(詳しくはまた旅行記を書きますね~)

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